行政書士は将来性がないとか、今後仕事がなくなるという噂があります。
本当に行政書士は将来性がないのでしょうか。
これから行政書士を目指す方もとても不安になることだと思います。
今回は行政書士の将来性について考えてみます。
AIが発達しても行政書士の仕事はなくならない
行政書士の仕事がなくなるといわれている理由は、AIの発達によって定型の仕事がなくなるからです。
確かにAIの発達やオンライン申請によって、申請方法が簡素化の流れがあります。
しかし、行政書士ができる仕事減っているどころか年々増えており、扱える仕事は約1万種類以上あるといわれています。
例えばここ数年で増えている仕事は補助金申請やドローン申請などがあります。
そもそも、現在でも自分で申請できる方は自分で申請等をされていると思います。
行政書士に仕事を依頼される方は、自分で申請ができない方や申請をする自信がない方、忙しくて申請する暇がない方が多いです。
なので、いくらAIが発達したからと言って、行政書士に依頼する方は依頼するし、自分でやる方は自分でやることは変わらないと思います。
AIが発達しても最終的に人の判断が必要な手続きがある
いくらAIが発達したからと言って、許認可にはAIでは判断できない内容や調整が必要な複雑な手続きがあります。
専門家のアドバイスが必要で、手続きをする前に行政書士と依頼人が、細かく打ち合わせをしているような申請です。
例えば補助金申請などのように1つ1つの申請内容が違い、決められた財源の中で補助金の可否を判断にはやはり人の手が必要になってきます。
官公署がなくなることはない
行政書士の仕事のメインは官公署に提出書類を作成し、申請することです。
ですので、官公署がなくならない限り仕事はなくなることはないと思います。
法律がある以上、官公署が必要であり、法律がなくなれば、国は機能しなくなります。
なので官公署がなくなることはないといえます。
まとめ
行政書士の仕事のいくつかはAIによってなくなると思います。
逆にAIの発達によって新たな申請方法ができたり、時代の流れによって新たな業務も増えると思います。
また、行政書士の仕事は基本的に法律や制度の改正によって新しく増えていきます。
なので、行政書士の仕事はなくなるどころか、むしろ今後も増え続けていくのではないでしょうか。